ベタという魚をご存じだろうか?
熱帯魚を扱っている店には、ほぼ必ず売っている。 「コップでも飼えます」というキャッチフレーズ・・・そう、あの魚である。 「飼う」という概念が「生かしておく事」だというのであれば、間違ってはいない。 彼らは特殊器官により、空気呼吸ができるので、少量の止め水でも酸欠は起こしにくいからだ。 ※止め水とは、濾過やエアレーションの一切ない飼育水の状態 しかし、水量が僅かな為、水の汚れを抑えようと「餌は極力少なく」という記述も見かける。 要するに、「狭いところに押し込んで、生きていけるかどうかギリギリの餌の量で飼える」と言っているわけである。 これでは「ベタを虐待」していると感じるのは私だけだろうか? ベタは♂同士では激しく闘争するため、単独もしくはPr飼育しかできないが、それでも30cmの水槽と投げ込み濾過器程度は「当たり前」に必要なのである。 ベタはその寿命が1~2年と言われている。 たったそれだけの間しか生きられないのであるから、せめて少しでも整った環境で飼育してあげたいと思う。 販売店にも、もう少し扱いを考えて頂きたい。 そして、飼育法は「最低限生きていける」というレベルではなく、相応の説明をして貰いたい。
by defending
| 2005-05-24 22:55
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